2005年 11月 23日
ガン×ソード 第21話
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追いすがるヴァン達を振り切り、ついに動き出した“幸せの時”。
大気圏を抜け出、月を目指すサウダーデ。地上では“生誕祭”の準備が開始されました。
ブラウニーとエルドラソウルは無傷でしたが、ダンはファサリナのダリアとの戦いで、少なくない損傷を負い、且つ衛星を破壊された事によって、現状ではその損傷を回復する手段がありません。また、ヴォルケインも両腕を失い、戦闘能力は激減したと考えられます。
対して、カギ爪側はダリア、サウダーデが共に健在。
サウダーデは、とりあえずの戦力としては計算できなさそうですが、ダリアは損傷の度合いから言って、次回登場時には万全の状態で現れる事が予想されます。
また、無人で自立稼動可能なブラッククレイドル(101)やドラクルといった強力なヨロイを相当数保有していると考えられ、戦力としては未だ強大です。
そして最大の問題が、“幸せの時”の鍵となるであろうサウダーデが、事実上ヴァン達では手の届かない場所へ行ってしまったという事です。
“幸せの時”の全貌が明らかになっていない現状では、推測の域を出ません。ただ、一つだけ言えるのは、地上で行われる“生誕祭”の準備を阻止できなかった場合、このゲームがカギ爪の勝利で終わるだろうという事です。
状況は、ヴァン達にとって明確に不利です。
損傷に関しては、ジョシュアやプッチの活躍で何とかなるかもしれませんが、それでも最後に立ちはだかるであろうサウダーデの存在が重く圧し掛かります。
戦闘能力は、比較するまでもなく圧倒的です。今のヴァンとダンでは、恐らく勝負にすらならないと思われます。
加えて、搭乗者のミハエルは、それまで抱いていた迷いを完全に断ち切っています。それは、ミハエルがその境地へ至るまで、文字通り身体を捧げて貢献したファサリナをも、捨て駒と割り切ってしまえるほどの徹底ぶりです。
ウェンディは、ミハエルに対して自分が盾になれると思っているようでしたが、この分だと逡巡すら無く撃たれる事も、ありえないとは言い切れません。
冷静なまま狂気に身を浸したミハエルは、そのヨロイの性能も相まって、最強の敵となるであろう事は間違いないでしょう。
つまり、今回のお話を要約しますと、ファサリナさんが在り得ないほどエロい、という事なのです。
今までも蟲惑的な魅力たっぷりのキャラクターではありましたが、前回と今回はさすがに異常だと思いました。地上波であるにもかかわらず、何故こうまでエロいのか。
外見的な問題もありますが、今回は中の人によるところも非常に大きかったです。
「スクライド」のシェリス役では、正直に言いますと特に魅力を感じる演技ではなかったのです。しかし、このファサリナさんの演技はもう、とりあえず特筆に価すると絶賛しておきたいくらいに巧み且つエロいのです。
今回で死んでしまいそうな気配がかなりありましたが、無事に生き残っていただけて溜飲の下がる思いであります。クライマックス近辺で、また何かしらやらかしてくれると思いますので、ストーリーの本筋と共に、或いはそれ以上の期待を込めて、その活躍を心待ちにしたい所存です。
by kidar
| 2005-11-23 00:15
| アニメ