2007年 02月 24日
ニコニコ動画のサービス一時停止
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ニコニコ動画にDDoS攻撃、サービス一時停止
問題となるのは、「誰が」、「何の目的で」という事です。
21日深夜の時点で30台、台数はそれから順次増していき、23日午前5時の時点で3,000台にまで膨れ上がっています。この事から、特定の個人や、企業などの団体によるものである可能性が低い事は推察できます。
特定個人が3,000台ものコンピューターを操る事は難しいですし、30台から3,000台へという大きな割合での台数の増え方から見て、団体による組織的な行動とも考えにくいです。
となりますれば、関係性の薄い第三者同士が、掲示板などを通じて結託し、ニコニコ動画への攻撃を行っている、と考えるのがもっとも妥当と思われます。2chはVIP板で時折行われる“突撃”のようなものと考えると、わかりやすいでしょうか。
さて、行動には何かしらの理由というものがつきものであり、今回のDDoS攻撃にしましても、実行するにあたっての理由というものがあった筈です。
そして、この攻撃によって生じた、あるいは生じる可能性のあった結果によって、何らかの益を得るか、ないしは損失を減らす事のできた「誰か」も、もしかすると存在するのかもしれません。
「理由」と「結果」、あるいはその双方を持つ者こそが、今回の件の首謀者である可能性が高いと思われます。
ですが、現在公開されている情報が多くはないため、それらについては憶測するしかありません。私に限らず、ぱっと思いつく名前は幾つかあるかと思いますが、それらのどれが正しく、あるいは間違っているのかは、今の時点では何とも申せません。
ニコニコ動画のサービス復旧と共に、それらに関する情報の公開が待たれます。
by Kidar
| 2007-02-24 07:30
| ネタ・FLASH