2007年 04月 30日
天元突破グレンラガン 第5話 「俺にはさっぱりわからねぇ!」
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第4話に関しての騒動で、ガイナックスでは取締役の赤井孝美氏が引責辞任に至ってしまったようです。
mixi日記の記述で引責 ガイナックス赤井氏が取締役辞任
なんだか大変なことになってしまっていますが、いち視聴者にはあまり関係がないですね。
そういえば、「星界の紋章」の完結はまだなんでしょうか…
さて、第5話です。
作画のクセも無事に抜けたようで、まずは一安心といったところでしょうか。
兄貴の自己中心っぷりといいますか、空気の読めなさは変わらずでしたが、絵が良いとそれもさほど気にならなくなるのが不思議です。
今回は、今までとは異なりシリアスなストーリーでした。
貧しい村と、そこで暮らす人々の話で、村の長を務める司祭と、その補佐をする少年を中心に描かれています。
1人では背負いきれないほど重い業を背負ったうえでの「50人」だったわけですが、空気の読めない兄貴はそれを真っ向から否定します。
兄貴の考えも間違ってはいませんし、理解もできますが、常人にとって獣人だらけの地上へ出ることは、死と同義です。100%に近い死と隣り合わせに地上で生きるより、重い枷を背負いながらも地下で暮らすと決めた村人たちの気持ちは、誰であろうと責められるものではないでしょう。ましてや、その重い枷をたった1人で背負い込んでいた司祭氏の決意と、その苦悩は想像するに余りあります。
どちらが正しいかなど決められたものではありませんが、ただひとつ言えるのは、どちらも間違ってはいないということです。結局のところ、タイトルそのまんまということですね。
余談ですが、下に着ているのが水着やスパッツであっても、それを「めくる」とか「脱がせる」などして見ると、直接見るよりも劇的にエロくなるのは一体何故なのでしょう。なにやら心理学の領域に踏み込んだ問題であるような気もいたします。
余談というより蛇足ですね…
by Kidar
| 2007-04-30 12:00
| アニメ