2006年 11月 09日
「ファンタジーアース ゼロ」の覚え書き その1
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2次クローズドβテストを実施するようです。
オープンβ、及び正式サービスは遠のいた形になりますが、より安定したサービスを供給するために必要な措置であるのなら、歓迎すべき事と申せましょう。
1次クローズドβの参加者は、キャラクターと共に引き続き参加可能なようです。
そして、以下は戦争についての覚え書きです。
Wikiに載っているような事ばかりですが、自身への理解を促す一助として書き留めておこうと思います。
・建築物について
要点は2つです。
ひとつは、自国支配領域内、すなわちオベリスクの影響下にあり光っている場所であれば、何でも何処にでも建築可能という事です。
そしてもうひとつは、敵国支配領域内には建築ができないという事で、自国支配領域と敵のそれとが重なっていた場合、敵の支配領域の方が優先されます。そのため、前線の位置によっては、アロータワーを建てたくとも後方にしか建てられないといった事が起こりえます。
戦争開始後に素早いオベリスクの建築が求められるのには、敵城のHPを削るためという以外にも、戦線を押し上げるという意味も持つ訳です。
・召喚獣について
現在実装されている召喚獣は、ナイト、ジャイアント、レイス、ドラゴン、キマイラの5種類です。
このうち、戦場にてよく顔を見せるのは、ドラゴンとキマイラを除いた3つとなります。
ドラゴンとキマイラは、召喚するために必要となるアイテムがあり、それの入手が簡単ではないうえ、召喚に際し条件も必要になる事から、50vs50の戦争であってもあまり見掛けない存在となっています。
ですがその分、性能は想像を絶するものがあり、特にキマイラの持つファイナルバーストスキルは、敵城に対し、ゲージ丸々一本分という絶大なダメージを与える事ができます。これにより、キマイラの召喚は、一発逆転を狙うためのギャンブル的な運用をされる事が多いです。ゴブリンフォードなど、攻め側が圧倒的不利を強いられるMAPにおいてこそ、真価を発揮する召喚獣と申せましょう。
多くの場合、実際に戦場を支配するのは、クリスタルのみで召喚が可能なナイト、ジャイアント、レイスの3種です。
ナイトは、対人間に対しては殆ど無力ですが、対召喚獣においては強大な攻撃力を有します。それを活かし、敵召喚獣を殲滅する事がナイトの仕事です。
動きの遅いジャイアントや、脆弱なレイスにとっては、ナイトは死を宣告する死神にも等しい存在です。そのため、自軍においてジャイアントやレイスを召喚する際には、護衛という形でナイトをつける事も多いです。戦術的に重要な存在であるレイスの場合、ナイトでの護衛は必須と言ってもいいでしょう。
勿論、敵軍もそれをよくわかっていますから、順次ナイトを送り出してきます。最前線では、自軍敵軍のナイトを合計すると、2桁に達する事も珍しくありません。
ジャイアントは、砲撃によって建築物へ多大な被害を与える事のできる召喚獣です。
建築物に対し、人間が直接攻撃するより遥かに大きなダメージを与える事ができるため、敵陣のアロータワーやオベリスクを破壊したい場合に運用されます。
移動速度が極めて遅いうえに、建築物以外には微々たるダメージしか与える事ができないため、前線での戦闘には向いていません。しかし、敵国建築物の破壊は、自国支配領域を広げるために欠かす事のできないものです。そのため、ジャイアントの運用は、戦術レベルで重要な意味を持ってきます。
レイスは、「ダークミスト」というスキルによって、自分を中心に広範囲にわたり暗闇の効果を散布する事ができ、これによって敵軍の足を著しく鈍らせる事ができます。
敵レイスがダークミストを発動しながら前進してくると、視界の殆どが真っ黒に覆われてしまうため、否応なしに下がらざるをえなくなります。この効果を活用し、レイスは戦線を押し上げるために使われる事が多いです。
ただ、レイスは非常に打たれ弱い召喚獣です。数人のナイトに狙われれば、一瞬後の存命すら怪しく、また人間相手であっても、Powのない時に囲まれてしまうと危険です。そのため、運用方法としましては、歩兵集団の中心に常に位置し、数人のナイトに守られる形が定石となります。
理想的な陣形としましては、最前線にレイス、その周囲に近接職とナイト、少し後方に遠距離職、最後方にジャイアントという形になるでしょうか。召喚獣のHPは回復する事ができず、戦いの中で常に減らされていく事になるため、死亡した場合を考え、順次補填をしていく事も必要です。
戦争は団体によって行われるものであるため、如何に有用な戦術であろうと、大多数がそれを知らなければ何の意味も持ちません。まずは自分からという事で、定石を知っていくためにこの覚え書きを一助としたいと思います。新たに知った事、気付いた事があれば、順次追加していく予定です。
by Kidar
| 2006-11-09 12:20
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