2007年 05月 16日
らき☆すた 第6話 「夏の定番」
|
この第6話の見どころは、何と言いましても開始直後の「チョメチョメD」でしょう。第5話以降、確か監督が代わったと記憶していたのですが、もしかすると私の勘違いだったのかも、と思わされるほどにハジけたパロディネタでありました。
軽でもターボ車だと速いとは聞きますが、それでも時速40kmでスポーツカーに喰らいついていくのは、どう考えても無理があります。ましてや、追い抜くなど不可能に思えるのですが、そこはゆい姉さんの卓越したドライビングテクニックがそれを成し遂げさせた、という風にでも考えるべきなのでしょう。
そのチョメチョメDに匹敵する見どころとして、後半の入浴シーンがあります。
視覚的なエロさは控えめでしたが、かがみとつかさの会話の内容があまりに生々しく、何やら見てはいけないものを見ているような気分にさせられました。
また、ナンパに関するやりとりでは、ツンデレかがみの本領がじわじわと発揮されてきた感があります。素直じゃないキャラというのは、どうしてこんなにも萌えるのでしょう。
あと、お風呂場で転ぶと大怪我に至る危険性も大きく、大変に危険です。こなたの真似は絶対にしないようにしましょう。と申しますか、みゆきさんが可哀想です。
「すけきよデス」には素でびっくりしました。というか普通に怖いですこなたさん。
本当にこなたはろくなことをしませんね。
でも、一番怖かったのは、その後の「貝殻からフナムシ」でした。昆虫が大の苦手な私としましては、怪談より驚かされるより、黒くて速くて憎いアイツを嫌でも連想させられるフナムシの方が、よほど恐ろしかったです。
第5話ではだいぶ抑えられていたパロディネタが、第6話では若干増加しているように感じられました。ですが、第6話の第4話にも匹敵するその面白さは、パロディネタだけに依存していないというところがポイントです。
仮に冒頭のチョメチョメDが無かったとしても、面白さにおいては「第6話>第5話」になっていたと思います。つまり、パロディネタに頼らずとも、一定水準以上に面白くすることは、恐らく可能なのです。
監督が代わり、パロディネタが減り、面白さという点では微妙になってしまった第5話。
そして、本領発揮と言わんばかりの攻めを見せ、抜群の面白さだった第6話。
監督の交代それ自体は既に終わったことですから、論じることに意味はありません。ただ、それが正しかったか、間違っていたかの評価はされるべきと思います。
結論を出すにはまだ早いかもしれませんが、現状を見る限りですと、私は監督の交代は間違っていなかったと思います。今のパロディネタ控えめ路線のままで、どこまで面白くできるのか。第8話以降も楽しみに待ちたいと思います。
・オマケ
らき☆すた チョメチョメDを適当にあわせてみた 修正Ver
RAKI☆STEPS Short ver.(らき☆すたで5,6,7,8!)
大合奏!らき☆すたOP もってけ!セーラーふく+エネルギー缶+バンブラ
余談ですが、ニコニコ動画のマイリスト登録可能数100というのは少な過ぎると思うのです。厳選しているつもりなのですが、すぐに一杯になってしまいます。
by Kidar
| 2007-05-16 03:30
| アニメ